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第二章、馴れ初め編 〜前編〜◆
第二章、馴れ初め編 〜中編〜さて、いよいよ馴れ初め編の最終話。
ちょっとだけ長編です。
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早朝の駅で別れた彼女と、再び夕方に待ち合わせた場所は御茶ノ水の駅。
御茶ノ水から近い後楽園のラクーア(東京ドーム周辺)あたりで食事をしようと考えていた。
そこなら程良く夜景で散歩もできるし (* ̄σー ̄)ゞヘヘ♪
彼女と駅からおててをつないで移動。
とあるイタリアンのお店に入り、トーク&ディナーの始まり。
お酒が入っていない冷静な状態でしかもサシで会話ができたのはこの時が初。
昨日はお酒のせいでややテンション高めだったし…。
つーことで、この時軽くは飲みはしたものの、食事とトークがメインだった。
会話というのは、相手との相性を知る情報としては非常に重要な要素だと思っている。
考え方が似ているかとか、話のテンポが合うかとか、心地良いやり取りができるかとか、そしてそれらは楽しいのか、とかとか。
今まで婚活中にいろんな相手と会ってきたけど、やはり好印象を抱くのはこの会話の部分で楽しさを感じられる人だった。見た目だけが好みの人というのは、長続きがしないとわかっていたし(学習)
そのへんを感じ取るという意味でも、自分にとってこの日のディナータイムはとても重要な意味を成していた。
実は今回のディナータイムが心地良く感じられたら、この日の内に告白してしまおうと秘かに考えていた。 Σヽ(`д´;)ノ ウオォォォ!
先に白状しちゃいますが、結論的に言えばこの日の内に告白することになります。
それは夕飯時の短い時間ではあったけれど、彼女の言葉、身振り手振り、そして彼女のいろいろなコトがスッーと自分の体内に違和感なく入り込んできたから。
「自然にスッーと入り込む」長嶋茂雄ばりの何とも抽象的な表現ですが(笑)
でもこの表現が自分には一番しっくりきます。
オレの友人たちや長く読んでくれている読者のみなさまはすでにご存じの通り。
オレってヤツはホント慎重過ぎる性格の男でして(汗…)
いつも石橋をたたき過ぎては、でも結局その先を恐れて渡らない、みたいな。
今まで2〜3度とデートしても結実しなかったのは、その慎重すぎる性格ゆえなのかな、と。
いつも何かしらの違和感を感じると、自分から身を引いてしまうことが多かった気がします。
せっかく走りだしたプロローグも本編に突入することないまま、いつも短命に終わる。短編小説にもなりゃしない(笑)
ところがどっこい、今回の素早いアクションはどうでしょう?
正直、今回の早すぎる展開は自分でも驚いていたし、
「ホントにオレの判断、間違ってないよな?」
と自問自答もしていました。(やっぱ慎重だよな・・・)
でも今回の告白に至った一番の要因は、さっきと重複するけど、
「自然にスッーと入り込む」という不思議なこの感覚が、自分の中に自然と良い解釈として生まれていたからです。
だから”直感・フィーリング”で決めた、という表現が一番最適なカンジがします。
今までは頭でロジカルに考えてしまう傾向が強かった。
でも、本能的に沸き起こる感情を大切にしようとそれに従い行動を起こしてみた結果が、今こう実ったと思っています。
30も過ぎれてばいろんな異性を見てきているはず。
人それぞれではあるけれど、ある程度の異性を見る目という経験値は男も女もあって、初対面であっても「この人は合いそうだな」とか「ちょっと苦手かも」みたいな”見抜き”はできると思います。
逆に言えば、その直感をもう少し信じてみてもいいのかも。
直感的な”見抜き”でクリアーしてきた人は、アリな人だと思います。
今までの自分の人生経験がまったく間違った方向へ導くことはないはず。
(でもなかなかそういう人がいないって問題もあるけど…)
ちょっと脱線したので本線へ戻します。
イタリアンのお店で食事しながら告白することを決めたオレ。
さて、次なる自分の中の問題は、
「どのタイミングで切り出せば良い??」
そこで登場!ひっさびさのオレ、どーすんのカード(笑)
ステキな雰囲気のお店なら、その場告白も選択肢としてはあったかもしれないけど、ちょっとそういうイメージでもなく。外に出てラクーア周辺を散歩しながらという選択肢は当初考えていたけれど、何かそんな気分でもなく。ということで、引いたカードは「どこか違う場所に移って」でした。
そんでオレが出した行き先は、
「東京タワーでも見に行かない?」この突飛な提案に対して、彼女は快く承諾♪♪♪
( ̄∇+ ̄)v オシ! ワレニ勝機アリ!!
三田線を使って東京タワーに近い御成門駅へ移動。そして東京タワーに到着。
でも、ここで想定外のデキゴトが起きました!
「東京タワー、営業時間終了…」( ̄▽ ̄;)ガーーーン!!
そう、東京タワーは22時で閉まってしまうのです。。オーマイガッー(涙)
ホントは展望台でムーディーなロマンチックナイトの中でアイ・ラヴ・ユー☆なんてストーリーが頭の中では勝手に出来上がっていたのですが、それをなぞることができず…。
仕方なく二人、下から東京タワーを見上げてみてました。
人生とはなかなかうまくいかないものです(笑)
が、このとき頭の中では「さて、どういう展開でイク!?」なんてことをグルグルと考えておりました。
でもオレはやる時はやる男です!(そうだったんだ!)
「ええぃ、いっちまえ〜〜〜ぇ!!」強気ボタンのスイッチを無理やりON!
彼女の肩に手を回し、そっとKiss♪
そして・・・告白しました。
(オマエはオトコだ!デカシタ!)
Twitter読者ならわかりますが、この時まさに
リアルタイムでつぶやいています(笑)
彼女と出会って24時間とちょっと。
この短い時間内で付き合うまでに至ったのは、まさにディスティニーだと思います。(ディズニーじゃないよw)
これが5/15〜16の2日間で起こったデキゴトです。
さて、出会いから付き合うまでの経緯を3回に分けてお届けしました。
あれから一ヶ月半経ちますが、ボクらは今も変わることなくラブラブな日々が続いております。
(*ノ▽ノ)イヤン
第二章、スタートからかな〜りあま〜い展開ですけど、ついてこれてます??
これからはムカつくほどに、さらにあま〜い内容となってくると思いますが、そのあたりくれぐれもご了承ください。ムカつき過ぎる方は体に毒ですので、無理してお読みにならないようにお願いします。
今日から7月。まもなく梅雨明け!
今年は熱〜い夏が過ごせそうな予感です♪♪♪♪♪